Apr 29, 2015

オーティスでオーティス。

名古屋OTIS、お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

サザンソウルやブルース、ファンクなどが満載のヴィンテージなジュークボックスの前で演奏。燃えますね。やはり。ここでライブが出来る喜びを噛み締めておりました。

ライブ後のお愉しみは、やはりジュークボックスで聴くドーナツ盤。OTISで聴くオーティスラッシュの"All Your Love"にシビレまくり。あぁ、カッコイイ!

あとで、オーティスラッシュの誕生日だったことを知って、なんてミラクルだろう。と、またシビレたのでした。

ブルースはロマンチックです。

黄金週間です。

カセットコンロスのツアー、今回は4本。いつものことですが、各地で応援してくださる皆さんのおかげで旅が実現しました。本当に心から感謝。良い演奏でお返ししたい。

4/29は、名古屋 OTIS。
ソロや、アンディと二人では行かせていただいています。名古屋のブラックミュージックの歴史が刻まれた老舗。ここで演奏させてもらえる幸せを噛みしめましょう。ライブが終わったら、またあの古いジュークボックスでソウルを浴びるのが楽しみ。

4/30は、米子 TRISKELE
前回の米子は、本当に楽しい夜でした。DJのお二人はライブ後すっかり廃人になっていましたが、はじめてのお店でのカセットコンロスを強力にサポートしてくれた。嬉しかった。ということで、またお願いしてしまった次第です。記憶を失ってしまったのなら、もう一度やり直せばよいではないか。と、伝えに行きます。

5/1は、岡山 城下公会堂
岡山には沢山良い思い出があります。むかしから仲良くしてくれてるタケオくんとルンバくんと連れ立ってヌートリアを探索したりしたこともあった。震災の翌日も岡山に行く予定だったっけ。コンロスで岡山行くのは久しぶりだ。広島をブッキングしてくれたクロヒジさんがセッティングしてくれました。 楽しみです。

5/2は、広島 Live19
前回の広島は、カレー屋さんnandiでのライブでした。濃くて素晴らしい顔ぶれが集まってくれて、良い出会いが沢山だった。お巡りさんがやってきて、小音ライブになってしまったのが悔しくて、みんなで「リベンジしよう」と口々に。それを実現してくれたのが今回の企画です。ありがとう。ありがとう。

そんなこんな。
『Calypso A Go Go』のCDを袋詰めして、Tシャツ刷って、プレゼントのCD-Rも沢山焼いて、今回はなんだか旅支度が大変でしたが、とても楽しみです。
 
各地、それぞれに思い入れのある土地を巡ります黄金週間です。どうか、お近くのみなさんはぜひぜひに。良いライブやります。カセットコンロスです。

P.S. へーベルハウスのCMがゴールデンウィーク仕様に。クスクスとなりました。

Apr 23, 2015

無修正動画でございます。



例のOLD KRAFTSMAN のギターに、ようやくピックアップをのせてみました。

そうだった。ギターのヴォリューム・ポッドやジャックといった電気回路を入れ込むのは大変なんだった。

入れ込む部品のそれぞれに紐を結わいて、はめ込む穴に導いてやるわけですが、その紐どうしがギターのボディの中で絡まったりして。

漁網が絡まってしまい、浮上できなくなった潜水艦を救助するというドキュメンタリーを、先日テレビで観たばかりだ。そんな感じ。



ボトルシップを組むような、この面倒極まりない作業だけでも、ギター・ビルダーの皆さんを尊敬しちゃうなぁ。

と、そんなムズムズする工程を経て、ようやくアンプに繋いで音を出してみました。

無いよりは、あったほうが良い。

「見覚えあるジャケットだなぁ」っていう方、「コレハナンデスカ??」とおっしゃる方も多いかも知れません。2011年にリリースしたカセットコンロスの暫定最新作です。


長らく品切れ状態でした『Calypso A Go-Go』が、ジャケットを若干変更いたしまして限定枚数ですが入荷しています。カセットコンロスのライブ会場、もしくはピカントのサイトでお買い求めください。

初回盤は見開きジャケットでしたが、今回のジャケットは薄いタイプです。そして、ジャケットが一回り小さくなりました。欧米の方々に「ウサギ小屋」と呼ばれてしまう我々の居住空間。1mmたりとも、貴方の部屋に余計なスペースを割かないで頂きたいとの想いから、薄くて小さいジャケットに生まれ変わりました。

「小さいも何も、いっそ配信にしてしまえば...」などとは言ってはなりません。
これだけは断言できます。
「無いよりは、あったほうが良い。」のです。

というわけで、ゴールデン・ウィークのツアーから持ち歩きますが、初めて訪れる街も多いので、すぐに品薄になるやも知れません。どうぞ、お早めによろしくお願いいたします。

Apr 20, 2015

ふむふむ。

近所の筋金入りの45回転DJ、TETSUさんと話したり、山名さんと話したり、
「インターネットやYoutubeなんてもんは、でかい図書館がウチにやってきたと思えば素晴らしいことだ」
なんて話題になることがあります。

山名さんが、「このレコードは手に入れたから、こいつのブックマークはもういらない。」と、Youtube のリンクを削除されたのは、なんとも格好良かった。

なにごとも、モラルと、敬意と、プライド。なのでありましょう。

レコード・ストア・デイ だったそうで。

レコード屋に勤めていた頃、毎月膨大な量のLPやCDを買って下さるお得意さんに尋ねてみたことがある。「こんなに沢山のレコード、聴く時間あるんですか?」と。

お得意さんは、「レコードを聴く時間があったら、レコード屋に漁りに行くよ」と、答えたのですが。冗談交じりとはいえ、ちょっと衝撃だったのです。

それこそ、一枚のレコードを手に入れると、元をとるべく擦り減るほど繰り返して聴いては、バカみたいに何度も「いいなぁ、いいなぁ」と喜んでいた当時の僕にはショックな言葉だった。

Youtube などで、それこそ膨大な数の音楽に気軽に触れられるようになったけれど、一曲をじっくり大切に聴くことも少なくなったよなぁ、とか、ボーッと考えていたら、そんなやりとりを思い出してしまったです。

こんな時代に、誰かの心に残って、繰り返し聴いてもらえる曲を作れたら、さぞかし幸せだろうと思うのです。 ほんとに。

頑張ろう。

Apr 17, 2015

残骸ギターをサルベージであります。


7~8年前に、謎のアメリカ人から買ったOLD KRAFTSMANの薄いフルアコ。買ってから一か月もしないうちに、なんとネックがモゲてしまったのだった。

ボルトでネックとボディがくっついているタイプのギターなのだが、ボルトがネック側に数ミリしか及んでいないという、なんとも作りのいい加減さに悲しくなってしまい、ピックアップも外して、ペグも別のギターに移植してしまった。引っ越しのタイミングで実家に置きに行ったんだっけかな。すっかり残骸になった姿で放置されておりました。

先日、実家に寄ったときにこのギターを眺めていたら、なんかボロボロでカッコよく見えてきたもんで。いまなら、木工の道具もいくらかあるから、直せるかも、とか思って、持ち帰ってきました。





長い太いボルトを買ってきて、新たにネックをつけ直して、ペグも秋葉原で安いのを見つけておいた。

新たに何か買い足しての改造って感じでもないので、引き出しにあったP-90かゴールドフォイルをのっけてみようかと。

Apr 16, 2015

アキハバラバラ

秋葉原をウロウロしました。

ピカントのアクセサリに使うオーディオのパーツとか、プラグとか、ヴォリューム・ノブとか、探して回って。どこにあってどこにないとか、どこが安いとか、あそこはホコリ被っててやだなぁ、とか。

楽しいですねぇ。いつ来ても、過去と未来が混在しております。何に使うのかわからない部品や、色とりどりな細かいパーツを眺めてはウットリしたのでした。

インターネットで選びはじめると、それが全てな気がしはじめますが、そんなものは実際にはごくごく一部でしかなくて、 街には面白くて、ワケの分からないモノがたくさん溢れております。あたりまえですが。

音楽もしかりですなぁ。レコードだったりライブだったり、予想もしない出会いや、自分も知らない自分のツボを思い知らされる快感は最高です。音楽だけじゃないね、絵も本も、なんでもそうだ。


そんなこんな。今夜は必ず、パーシー・スレッジを聴きやがれ。“When A Man Loves A Woman”は勿論だけれども色々あるから。グッと来たら、明日レコード屋に走るのがよろしい。

そうやって、ひとつずつやっつけてゆくのです。それが豊かな感性を育みます。たぶん。
あとは知らん。



Apr 14, 2015

ケーブル、3メートル。

件の3メートルのケーブル、つづきです。

機材屋の通販サイトを覗いてみると、3メートルで400円という、恐ろしく安いのがあった。
僕がシネマチックサルーンに忘れてきたタイプのケーブルだと3メートルで8000円くらいなので、本当に驚異的な安さだ。

安すぎて不安になってきたので、そのケーブルの評判を検索してみた。

・厳密に言うと音質は劣るが、よほどの耳でなければわからない。

・プラグ部分の耐久性に不安がある。

・ゴムの皮膜がベタベタする。

という感じで…

音質に関しては、先日の新世界のライブの際に、PAのミキさんに「ワダくんのギター、キンキンしてんなぁ」と叱られたばかりだ。少しくらい高い音が出ないくらいでちょうどいいかも知れん。

プラグ部分、そんなものはウチでアクセサリの材料として、売る程ストックしてあるから、壊れたら取っ替えれば良い。

問題は、ベタベタである。ベタベタかぁ…。ちょっとイヤかも。

でも、400円だもんな。思ったよりベタベタしなかったり、嫌いな感じのベタベタじゃない可能性もなくはないし。最悪の場合は、裏庭で物干し用ロープとして使えなくはないだろう。

と、前向きに検討中です。

ケーブルを忘れた。やはり忘れた。

大阪からの帰路、メールが入った。昨夜は和服姿で女将さん風に、それでいていつも通りのシャープな眼光を飛ばしていたナカドウさんから。
「誰かのと違いますか?」と。
僕がギターのケーブルをシネマチックサルーンに忘れたみたい。

「あ、これ忘れるパターンだ。」と思ったのは覚えている。

というのも、楽屋に使わせてもらっているナカドウさんの美容室で、着替えながらトイ森松氏と、たぶん誰かの悪口で盛り上がっていたときのこと。
トイさんが、地べたに放ってあった僕のケーブルをサラッと綺麗に巻いて、横にあった棚に置いてくれたのだ。トイさんが話しながら一連の動作をさりげなくやるものだから、お礼を言うタイミングも逃してしまった。

いつも、忘れものチェックは、床をサッと眺めるだけで、棚の上までは見ないもんな。というところまで思い浮かべて「忘れそうだ」と。
そして、案の定、忘れてきたのだった。

この際なので、「まるで飼い犬のよう」と言われ続けた1.5メートルのケーブルを卒業して、3メートルのにしよう。自由を手に入れよう。半径が倍になれば動ける面積は4倍だ。三次元的に言うなら、自分の身長よりはるかに高い所まで届くではないか。たぶん、マーシャル三段積みの上からジャンプすることも出来るはずだ。

と、すでに、むしろ少しワクワクしながら、ハイエースの後部座席で検索を始めているワダマンボでした。

Apr 13, 2015

鹿と犬とカリプソと

夜走りして、大津の実家に深夜着。
そんな時間、人っ子ひとり見かけないのは毎度のこと。ここ数年は、野生の鹿が夜食をついばむところに出くわすことが多い。が、昨夜はすごかった。山道で二頭、実家周辺で十数頭、鹿だらけだったなぁ。バンビの尻の白いハート柄がたくさん。ヘッドライトの灯りに浮かびあがったのでした。

両親が犬を飼いはじめたというので、会ってきたわけですが、さんざん吠えられまして。寂しくもあり、番犬として立派だぞ、とも思ったり。
小学校の頃から飼っていた白い柴犬に似た、縄文柴犬というレア犬種です。走り回って元気いっぱいでした。

そして、大阪へ。聖地シネマチックサルーンであります。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。毎度、温かい皆さんにお会いできるのが我々の楽しみなのです。観に来てくれていたトイ森松氏にも混ざってもらって、ワイワイガヤガヤ。この夜も大汗かいて頑張りましたです。

新しく導入したギターアンプの調整具合は 、耳馴染んだここで確かめるのが一番。手応えあって嬉しかった。だいぶ見えてきた気がするな。

1stセットと2ndセットの合間に、DJ YASUDA氏がかけてくれたボブ・ブロズマンにジーンとなっておりました。

そして、いつも名残り惜しく、片付けがはかどらないシネマチックサルーンの夜なのです。

Apr 12, 2015

345678 Km

豊橋に向かう道すがら、記念すべき瞬間が訪れました。
コンロス号の走行距離が、345678 Km。
ぼちぼち、トヨタに褒めてもらいたい。


豊橋、虹。お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。急遽にも関わらず、沢山集まってもらえて嬉しかった。

長くお世話になっております、イトーくんはじめ、イエローバード〜カリブギー皆さまに心からの感謝を。

辻くんのパーカッションソロの際、パーカッションの鳴り方がハンパなくカッコ良く、やはりログハウスは野生の建物だなぁ、と感動したのです。

店が忙しくなると機嫌が悪くなる虹のマスターです。

上機嫌なタイミングを見計らって、ローリングストーンズ "Tell Me / Time Is On My Side" のドーナツ盤とコンロスTシャツを物々交換してもらって、マスターも僕も浮かれて幸せでした。



好きだぜ。豊橋。



Apr 11, 2015

機械の身体とは。

人間は自分の身体を自在に操ることさえ難しいのだ。

日々トレーニングを重ねているスポーツ選手ですら、毎度完璧に同じ動作を繰り返すことができないのだから。

筋力だったり、神経だったり、体調だったり、メンタル的なものも影響するだろう。機械のようにはいかないものである。

とか思うのですが。

うちのポンコツなプリンターは、少し厚手の用紙を挿すと、三回に一回くらいは「正しいサイズの記録紙をセットしてください」と、語りかけてくる。

CD-Rを焼いているパソコンも、五回に一回くらい「空のディスクを挿入してください」と。空のディスクなのに。

なんだよ。いらいらさせやがる。機械も大したことないのだ。銀河鉄道999に於いて人々が憧れた、「機械の身体」なんてものも、あまり期待できないのです。

とか。豊橋のライブでプレゼントするセレクトCD-Rをこしらえながら、夜中に悟りを開いたわたくしです。

内容は素晴らしく良いです。カリプソインストてんこ盛り。皆さまのお越しをお待ち致しております。


Apr 7, 2015

クウェラの映画。

こんな映画があるのですね。観たい。とても観たい。
観たいよー。




4/8(水) 新世界。

型からハミ出す楽しさも難しさも、型にハメる楽しさも難しさもあって。

そういう意味で、カセットコンロスと内田コーヘイカルテットは、どちらも僕の大事な活動の場です。楽しい。とても楽しい。

そんなカップリングでお届けします。
ワダマンボ、ずっとステージにおります。

 4/8(水) 新世界。

どうぞ、どうぞ、よろしくお願いいたします。

Apr 6, 2015

WADAS

 ここのところセッションやら、対バンなどで同姓の方々とお会いする機会が続きまして、ここはひとつ和田姓のみのバンドを組みたいと、これはもう思いつき以上のなにものでもない企みがフツフツと。ラモーンズみたいじゃないか。

 そもそもは、バクさんこと、COOL WISE MANの大和田誠さん。このひとは極めてぼくと近い名前でありますから、正確には和田姓ではないけれど、背も高いし大きい和田さんなのでリーダーだろうと。これは、二人で近所のカフェ、レガーレで一緒に演奏したときから決まっています。

 そして、伊勢さんのセッションや、exotico de lagoでお会いした和田けいじくん。ドラムもパーカッションもいけますね。ナイスガイです。なんかいいヤツなので、引き受けてくれそうな気がします。

 先日のKOYOくんの129th street bandで、沖縄以来の再会となったトロンボーンの和田充弘くんも誘いましょう。これまた優しさに溢れたひとなので、付き合ってくれそうだ。

 和田の巣窟といえば、元住吉パワーズ2ですね。ベンくんはベーシストだし、マックスはPAできるし。

 すごい、こうしてラインナップしてみると、みんな感じ良いですね。和田は。

 主には、アー写を一枚撮りたい、というのが当面の目標で、バオバブの5周年イベントで4人も揃っていたにも関わらず、片付けやらなんやらしていたらタイミングを逃してしまったので、また今度。
 年に一回くらい会うだけで良いのですが。もしくは、アー写撮って、その後のミーティングで音楽性の違いに気付いて、円満にまたそれぞれの道へ。というのでも全然良いな。傷つかない自身ある。

 とか。来年くらいに実現しよう。