Dec 18, 2015

新世界。

新世界のカセットコンロス・ワンマン、来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。
おかげさまで、ひたすら楽しい夜になりました。

クリスマスソングも歌えたし、新しいレパートリーもお披露目できたし。DJのヤスはインフルエンザで欠席でしたが、vienda 福田くんがしっかり熱い空気作ってくれたし。なんもかんも幸せでしたよぅ。

写真は、なんでしょう。演奏してない瞬間だろうか。でも、みんな笑顔で良いですね。

Dec 15, 2015

浜松 passeretti

浜松passeretti、お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

何度も来てる浜松ですが、またひとつすてきなお店に出会えました。最高のシチュエーション。今回企画してくれた、ゆうくんに感謝。DJはkenjiくんとドカちゃん。良い空気です。

カセットコンロスは、またまた無理気味に走り抜けまして、ギターの弦が2本とベースの弦が1本切れて、全部合わせて弦7本...。チャーリー・ハンターというギタリストは8弦のギターを弾きますが、僕とダイスケの二人がかりでも余裕で負ける状態だったわけです。なんでそんなに頑張ったのかわかりませんが、情熱はほとばしっていたような気がする。燃えました。

デラゴとのセッションもまたまた充実で。全員変人で全員素晴らしい。ステージもステージの裏もずっと楽しい夜でありました。

Dec 13, 2015

イエローバード

土曜日。豊橋イエローバード@グリーンストーンカフェ、お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

これまたとても長いお付き合いのイベントで、毎年お盆や年の瀬などなど、実家にも帰らないのに豊橋は訪れる、という年月を重ねてきました。
イトーくん、クルー皆さんも集まってくれる人たちも、ずっと一緒に成長してきたような気持ちでいたこのイベントも、一旦ひと区切りだそうで、心にポッカリと穴が開きそう。そんな感謝とお疲れ様の気持ちをたっぷり込めて頑張った夜でした。

大好きな人たち。exotico de lago の、まさしく名演。素晴らしかった。イエローバードクルー皆さんや、ゲストのsalくんのDJも最高に粋だったし。そして、お久しぶりのピーチ岩崎氏の、相変わらずの爆発力にも沢山の刺激的を頂いて。猛烈に盛り上がりました。最後の全員でのセッションも楽しかったなぁ。

打ち上げも含んで、またまた何もかもが最高の夜。色々すごかったのだ。

swinging calypsos

金曜日、シネマチック サルーンにお越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。最高に楽しい夜でした。

来年の5月に閉店してしまうという報らせを聞いたあとだったので、思いを残さぬように、と張り切ったカセットコンロスでした。

もう、何年になるだろう。まだいまのお店に移るまえの、小さなバー・ミューズだった頃にソロで呼んでもらって以来のお付き合い。一人で演奏の旅をするようになったきっかけをくれたお店。

お店の眺めがすごく好きで、スタッフたちと、ここに集まる人たちが好きで。訪れるのがとても楽しみなのです。毎度、近況を話したり、いま考えていることを語りあったり。それで、次に会うのがまた楽しみになる。

こういう場所がなくなるのは残念でなりませんが、マスター安田氏含め、スタッフ皆さん一筋縄ではいかない人たちなので、また新たな展開が待っているのだろうと思うと、全然心配はしていないのですが。

そんなこんなで、久しぶりにライブ後のDJが終わってもしばらく長く話し込んで、とても濃い夜でした。

5月までに、あと2回は来てほしいと言ってくれたので、まだまだ盛り上がってまいります。よろしくお願いいたします。

Dec 4, 2015

バオバブの夜。

松田美緒さんの歌う“saiko”という曲は、北アフリカのカーボヴェルデに伝わる古い歌。昔、日本から来た漁師たちが置いていった「最高」という言葉が、いまも歌い継がれているというエピソードがとても素敵だと思う。

どこの国からの移民が多かったとか、どこの国に統治されていたとか、といった主だった歴史をなぞるだけではすくいきれないような、些細な文化の交わりが、それこそ人と人の出会いの数だけあるわけですな。当たり前に、レコードや本だけじゃ知り得ないこと。世界各地に残る、そんな小さな奇跡のような歌を紹介してくれる美緒さんの活動は、こんな時代だからこそ重要。誰でもできることではないんだよなぁ。

などなど思いながら。美緒さんと、中東生まれの名ギタリスト、山口亮志くんと、セネガル出身のラティールという、なんともグローバルな顔ぶれに混ぜてもらって、自由に羽ばたいたり、手も足も出なかったりしたバオバブの夜でした。楽しかったや。

ソウルボナンザのヒデさんと、店主ヨースケくんがかけてくれる、カーボヴェルデやアンゴラのレコードが僕の脳味噌をかき回したのは、いつものこと。最高です。

バオバブはいつも刺激的。アタマにも腹にも。最高です。

Nov 7, 2015

ハイエース。ハイエース。あぁ、ハイエース...。

ワイパーの故障をはじめ、諸々の細かい部品の劣化などなど。厳しくなったらしい車検を通すには、かなり手を加えないとならんらしく。

その費用と、これからまた必要となるメンテナンスなどの維持費を考えると、このタイミングで乗り換えたほうが良いだろう、と、お世話になっているスウィング・モータースのカワマタさんからのアドバイス。

悩みましたが、やむを得ないか。

カセットコンロスのメンバーは勿論、沢山の友人たちと色んな旅をしたハイエースですが、いよいよお別れでございます。さよならは突然やってきました。

クーラーの効かない夏もあった。高速でバーストしたこともあった。発電できなくなって深夜の中原街道で立ち往生したり。大雪の吉祥寺でクルクルとスピンしたのは怖かったなぁ。

想い出は尽きませんが、うまくいけば廃車というより、アジアのどこかの国でさらに活躍するのかも知れません。

ありがとう。ありがとう。

Sep 21, 2015

結局のところ、
政治家であろうと、大学生であろうと、タレントであろうと、誠意ある言葉は心に響いた。どこの政党であろうと、誰を支持していようと、正直な言葉はスッと入ってきたのだ。

それに比べると、与党であろうとだけしつづけた自民党や公明党の議員たちは、言葉も行動もウソばかり。本当にブザマだった。僕にはそう見えたのです。

件の法案に賛成している人々も、戦争なんか望んではいないと言うけれど、本当にそうだろうか。兵器を売って買って、それで潤う経済の先に平和があるだろうか。本当に米国は平和維持のために闘うのだろうか。

いつか気づくのだろうか。
抑止力という言葉が本当に嫌いなのです。

考えて考えて、それでも賛成である、というひとたちと、この件について語る気持ちにはなれません。互いに頑なになるばかりだろうから。勝手に気づいてもらうしかない。

それ以外。それどころじゃない日々に追われているひとたち、もしくは全く無関心なひとたち、たぶん身近に沢山いるそんな大多数に響くかどうか。なのだろうな。   

近所づきあいしてみるとわかる。
そんな近くの老若男女に、良いアンバイで話せるだろうか。時間かけて少しずつ。スッと入ってく言葉で。
 
とてもムズカシイ。

というようなことを思い巡らせています。ここんとこ。

Sep 18, 2015

自分には関係ない、と思っているひとがいるのなら、関係なくないよ、と伝えたいのです。

Sep 5, 2015

リコ。

リコ・ロドリゲス氏が亡くなったそうです。

石川道久セッションでリコとツアーを回ったのが2011年。
本当に良い経験だったし、すばらしく良い思い出です。

ありがとう。ありがとう。

Sep 1, 2015

ハイライフのん。

吉祥寺バオバブのヨースケくんが、「ハイライフ・セット、うちでもやってくださいよ」と、ずっと言ってくれていたのが実現しました。そうだよね。バオバブでやんなきゃだよね。

アンディ、てちゃん、コウチくん、スガヌー。皆さん、ライブ二回目にして自由度ましまし。それぞれが曲を手元に引き寄せていってる感じが、どんどん強くなってきました。こだわりつつも、縛られないでいたいのです。そういうのが楽しい顔ぶれだと思う。

遊びに来てくれたexotico de lagoの長久保くん、サックスのkoyoくん、フルートのマキさまも呼び込んで、最後はセッション。良い夜でした。

DJ皆さんも最高だった。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

今後もライブで練り上げてく感じになると思うので、ゆっくりだけど続けていきたいな。今後ともよろしくお願いします。


Aug 13, 2015

cha cha mambo trio

cha cha mambo trio。浜松、四日市、大阪、名古屋、お越しいただいた皆さん、スタッフ皆さん、共演の方々、DJ皆さん、小西英理ちゃんと森俊也さん。ありがとう。ありがとう。おかげさまで、本当に良い経験になりました。楽しいツアーだった。

古いラテンのスタンダードや、カリプソ、互いのオリジナル曲なんかを織り交ぜたメニューでやっているこのセット。とても自由で刺激的です。

立ち寄ったリサイクル屋で、森さんが買ったギター・アンプがとても良い音で。ツアー後半は、そいつを借りて弾いておりました。最高だった。
忘れん坊レジェンドの森さんがハイエースにあのアンプを忘れていってくれたらどんなに良かっただろうか。そんな出会いもあった旅でした。

また色んな場所でできたら良いなぁ、と思います。

Aug 3, 2015

西院フェス。

京都は盆地ですから、夏は暑く冬は寒い。京都からほど近い山中に育ったので、そのくらいは心得ていたつもりだったけど、今回の京都の灼熱っぷりはハンパなかったなぁ。

西院フェスは、春日神社とその周辺の飲食店20数店舗で沢山のライブが行われる恒例イベント。僕らが到着すると、ちょうど吾妻光良さんとベースの牧さんが、嵐電の電車の中での演奏を終えて、神社に戻ってくるところでした。
「暑い…。もう目の焦点が合わない。」と、吾妻さん。まともな会話がなりたちません。

そんななか、神社の隣にある幼稚園のステージでライブ。熱烈歓迎嬉しかったなぁ。ありがとう。ありがとう。僕の高校時代の悪友たちも駆けつけてくれました。

二日目は神社の境内でライブ。真昼間。いやぁ、クラクラしました。39℃だって...。
アンディがハイエースのドアに指を挟んで怪我したり、なんか大変でしたが、こちらも無事盛り上がって、最高でありました。

また来たい。またクラクラしたい。そんな暖かいイベントでした。

Jul 30, 2015

5日連続ライブ、駆け抜けました。

5日連続ライブ、駆け抜けました。

そのあいだに諸々の原稿もあったりで、わたしの小さなキャパシティを楽勝にオーバーしておりました。iPhone なくしたり、バッテリーあがってしまったり、いろいろあったけれど、なんとか。

乗り切れたのか、どうなのか。
まだまだ暑い日が続きまする。

Jul 26, 2015

リニューアル!

カセットコンロスのホームページをリニューアルしました。

これまで、html だの、cgi だのと、四苦八苦していたのは、一体なんだったのだろうと思うくらいに、色々簡単にできてしまうのな。基本、テンプレート的なものはメチャクチャにカスタマイズしたくなる性分なのですが、自分であれやこれややるより、ずっとスマートでクレバー。なんか、こんなにフォーマット化されて、おれは大丈夫なのだろうか、とか、心配になります。

とはいえ、音楽以外の作業にあんまり時間を費やすのも面倒になってきているので、極力シンプルな仕組みで使い易くしました。稲田拓実くんの撮ってくれた写真が躍動感あって、そのおかげでほぼデザイン的なことは考えなくて済んだというのもデカい。ありがとう。ありがとう。

じきにワダマンボのほうも新しくしたいですね。

Jul 24, 2015

Tango。

川越のカフェ、Tango で小西英理ちゃんと二人で。
Tango の超太くんと純ちゃんは、以前からイベントなどでよく会ったり、ライブを観に来てくれたり。そして、お店で焙煎しているコーヒー豆のブレンドに、マンボと名付けてくれたり。お付き合いさせて頂いてます。

前回にお誘い頂いたライブは、お二人と赤ちゃんがインフルエンザにかかってしまい流れてしまったので、リベンジの企画でした。

店内はとても良い雰囲気で、居心地良いです。City Boy Curry のカレーも絶品でした。地元皆さんが集まって頂き、満員御礼。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

チャチャマンボは、ラテン風味のインストや歌モノのカリプソを交えつつ、たっぷり2ステージやらせていただきました。自在な感じで楽しかったな。

超太くん、純ちゃん、お世話になりました。チビっ子、はなちゃんがやたら可愛かった。



レガーレ2周年。

ご近所のカフェ、レガーレの2周年イベント。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

毎度、レベルアップしてまいりますレガーレのプチ祭り。今回は、コロリダスも呼んで楽しく盛り上がりました。

と、その前に。朝、クルマにギターアンプを取りに行って、バッテリーがあがってしまっているのを発見。ヘッドライトを点けっぱなしにしてしまったみたい。とほほ…
重いバッテリーを担いで、カー用品店へ行き充電を依頼。戻って、コロリダスのライブを観る頃、油と汗でドロドロになっておりました。

僕はダイスケと二人でやったり、エリバクお二人とやったり、コロリダスの連中とセッションしたり、楽しかったな。

レガーレ、2周年おめでとう!

吾妻光良トリオ+2+2

吾妻光良さんのコンボに僕とアンディを混ぜてもらうセッション。年に一度くらいのペースで、誘って頂けて、これが毎度楽しみで仕方がない。

戦前カリプソ中心に、いや、ほぼそれだけのレパートリーでやりきる勇気と潔さを褒めてほしい。需要はどうだか察しかねますが、いつも達成感と充実感はハンパないです。

来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

ワダマンボのインスト曲も極上に仕立てて頂いて、とても幸せでした。そして、カリプソワルツメドレーの美しさったら。

またやりたいな。




Jul 23, 2015

highlife heaven。

soul bonanza のヒデさんが、以前から何か一緒にやれたら良いな、と言ってくれていたのです。で、この嬉しいお誘い。「今度、若いDJとハイライフのイベントをやるので、ぜひ」と。せっかくなので、このイベント用にメンバーを集めてみようと思いたったのでした。

1950年代あたりに西アフリカを中心に盛り上がったダンスミュージック、ハイライフ。キューバ音楽やイギリス経由のカリプソ、ジャズなどなどが折衷した、実にユニークな音楽です。バンドごと、年代でも、さまざまなブレンド具合いなんで、ここはざっくりと、我々メンバーそれぞれの個性を活かして混ぜて、得体の知れない感じにしちまおう、と企んだのでした。せっかくのこんな顔ぶれですから、ハイライフとは、みたいなところで考え込むのも勿体ない。そのうち、ハイライフ・スペシャルなんて名乗るのもやめにしようかと。

本番では、てちゃんも乱入してくれて、濃い感じでできて良かった。なかなかに好評で嬉しいです。またやりますので、是非。

ショウちゃん、ヒデさん、バンブーちゃん、スーパー・マニアックなDJ皆さんも最高でした。

良い機会を頂きました。ありがとう。ありがとう。

Jul 16, 2015

内田コーヘイトリオ鑑賞会。

また渋谷にいる。またROOTSにいるのです。

ちょっと前に、内田コーヘイ+ワダマンボ+西内徹の三人でプチ・ツアーをして盛り上がったので、そのまんまの成果を東京でもお披露目。

来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

コーヘイが次々新しい曲を作るので、毎度ピリッと引き締まります。
ライブは、三人してめっぽう自由奔放に。楽しませてもらいました。

Jul 15, 2015

スマホをなくしました。

iPhone紛失いたしまして。

助手席ナビというのを愛用していたもんだから、道に迷ってリハーサルに遅刻したり、携帯メールが届かなくなって、ご迷惑をお掛けしているかもしれません。
すみません。

PCのアドレスか、FBとかTwitterとか、ご連絡頂ければ、と思います。
すみません。すみません。

元気にしています。

Jul 12, 2015

KOYO & 129th st band

KOYOくんバンドも初めての顔合わせでリハーサルなしのぶっつけ本番になりそうでしたが、なんとかリーダーを思いとどまらせて、朝9時半から2時間リハ・スタ。そのあと葉山oasisへ。

またまた、exotico de lago とご一緒。良いなぁ、海辺にぴったりのまったり感で、それでいて変態で。とか、思いながら、今年初の海を満喫しつつ。

急遽、長久保くんもギター弾いてくれたので、なかなかにレアな顔合わせのツイン・ギター仕様でありました。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

KOYOくんのサックスは、いつも太くて暖かい。

Jul 10, 2015

内田コーヘイ聖誕祭。

連日、渋谷にいる。前日のcocoon に続き、今夜は渋谷ROOTSでコーヘイのバースデイ・イベント。

西内徹バンド。しかもリハなしという緊張感であります。マンドリンの太郎ちゃんや伊勢さんが飛び入りしたり、お祭りならではの盛り上がりでした。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

今月はROOTSでのライブが沢山。お世話になります。

COCOON。

渋谷のバー、COCOONが2周年ということで、カセットコンロスで是非と、嬉しいお誘いいただきました。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

小さなバーでギュッと盛り上がる感じは、コンロスの原点です。DJ皆さんの濃い選曲も楽しかったな。







仙台。

昨年の仙台は、ダブルヘッダーだった。今年もそうだ。

『伊達ロック・フェス』&『カリビアン・フェス』、観てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。熱烈歓迎、嬉しかったな。古くからの先輩方々がいつも優しい仙台であります。好きだ。

伊達ロックでは、公園の中にある階段がステージになっていて、なんだか立体的なポジショニングが新鮮なライブでありました。辻コースケは、パーカッションとドラムセットで、階段の上と下を行ったり来たり忙しそうだったのが面白かった。公園の住人らしきオヤジが色々絡んできたりして、それもまたライブであります。楽しいや。

カリビアンは、伊達ロックの会場と、大通りを挟んですぐ向かい。こちらは仙台の悪い先輩が沢山で、これまた陽が暮れるほどに良い感じになってまいりました。
ゴースト・シンジケートの皆さんの気合い入ったステージを眺めたら、一気にテンション上がりました。

今回は、exotico de lago もご一緒でしたが、なんと長久保くんがベース。ギターはアキヒロくん。なんだ、この変幻自在なシフトは。僕とアンディも2曲ばかり参加させてもらって嬉しかった。

コンロスの出番は最後。僕らの出演の頃には、随分時間も押してしまっていたようで、スタッフ皆さんがお気遣いくださったけれど、ばっちり時間ちょうどに収めて盛り上がったコンロスでした。達成感あるです。



郡山。

宇都宮の深夜は、ホテル近くに食事できる場所を見つけられず、またしても深夜のスーパーの惣菜コーナーへ。鶏肉たくさんのチキンカレーが鍋にあり、ごはんも盛り放題という、素晴らしい出会いに感謝。喰い過ぎて苦しみました。

東北道は雨。ハイエースは右側のワイパーが動かなくなりましたが、そうなると左側のヤツがいつもより大きくスウィングして、幅広くフォローするようになった。問題ない。

郡山の夜。
去年、郡山のライブに観に来てくれた828サンに相談したら、素晴らしくユニークなイベントを組んでくれました。満員御礼で熱気溢れた夜、最高だった。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

sonora burger というハンバーガー屋さんが今回の会場でした。お隣のブックカフェでは、Fukushima Ska Messangers のライブがあり、交互にお客さんたちが大移動する、小さいながらもフェス仕様。楽しいわ。 最後はみんなで大セッションでした。おみやげに頂いたハンバーガーが絶品だった。

また来たいな。

Jul 8, 2015

宇都宮

宇都宮snokey records。お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

今回のイベントのホスト、ニトリさんの歌が素晴らしかったな。limin' section のスティールパン・アンサンブルも極楽で。DJも皆さん濃い選曲してくれました。良い夜だった。

たぶん、前回に宇都宮に来たのは10年以上まえ。テキトーに入った餃子屋が、地元的にはいまいちな店だったらしく、ライブ会場にいた誰に聞いても「なんで、あんな店に行ったんすか」と、残念がられたのをよく覚えている。

いや、それでも「うまい、うまい」と、たらふく喰ったのだけど。

なので、今回はsnokey records のサンスケさんにオススメを聞いてから、対バンのlimin' section の女子たちに案内してもらって、良い店に行くことができました。


ライブ後、ホテルの近くには食事できる場所がなかったので、やむなく通りがかりに見つけた24時間スーパーへ。

これまた、惣菜コーナーが大充実だった。バターチキンカレーと、フォンドボー入りのノーマルなカレーが大きな鍋で温められていて、具もゴロゴロ入っていて盛り放題。深夜にホテルの部屋でカレー・パーティとなりました。やはり盛り過ぎだった。

Jun 30, 2015

工作の時間です。

工作の時間です。

以前のソロ作を録音したときに活躍したベースらしきもの。拾ったガットギターに無理やりベースの弦を張ったやつですが。これが、そこそこアコースティック・ベースっぽい音がして楽しいのです。

そいつのサウンドホールと、秋葉原で500円だったプレジション・ベースのピックアップの片割れの幅が、なんとぴったりのサイズだったことに気が付いてしまいました。

うちにあった太いワイヤーが、これまたプレべのピックアップのネジ穴に良い感じに入りまして。それをクイックイッと4~5回曲げてやるとですね。

なんか、フローティング・ピックアップみたいなものが出来上がりつつです。

配線がまだなので、アンプから音は出してないのですが、たいした音はしないだろう予感がひしひし。出来上がればキャッキャ言って喜びそうな気もしますが、理想はとても低いのであまり気にしないでください。


たぶんいまが一番幸せな状態です。

Jun 18, 2015

並んだ。






内田コーヘイ・トリオで旅。

大阪うたげや、神戸2トーンカフェ、大阪ルーツ、刈谷カフェネーション、お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。お世話になった皆さんに心から感謝。

 コーヘイ、てちゃん、ワダマンボ、三人で自由自在に。楽しかったす。足りないって素晴らしいな、とまたまた痛感したのでした。

そんな楽しすぎた旅の途中、うちの奥さんからメールで、新入り(クレフと名付けました)が、マンボの隣で眠っている写真が。最初は邪見にされていたクレフが、家族の一員に加わった感動的な瞬間に立ち会えなかったのは悔しいですが、素晴らしいグッドニュースでした。

で、帰宅したら、こんな様子。


Jun 7, 2015

新入りがやってきた。っぽい。

 裏庭にやってくるクロネコはチロル(ネコ小)の母親なのですが、それが子猫を三匹連れて現れるようになってですね。そうなると、雨の日とか、ちょっと冷え込んだ夜など、心配でならないのです。

 チロルのときもそうだった。ちょっと鼻水と目ヤニが多いかな、と思っていた子猫が、急に冷え込んだ五月のアタマの日以来、どんどん具合が悪くなって、このままじゃマズイと病院に連れていったのでした。その後、なりゆきでうちの家族に。

 今回も同じパターン。三匹のうち、一番ちっさいやつの片目が、目ヤニで完全に塞がってしまっている。しかたないので、捕獲して拭いてやって。最初は母ネコに返してやっていたのですが、一昨日見たらまたひどくなっていて、こりゃ投薬するしかないなぁ、と病院に連れて行きました。

 目を拭いてやって、綿棒で丁寧に固まった鼻水を取り除いて。こうなると、情とか、責任感とか、おっさんの母性とか、色々がアレするわけですね。

 チロルがやってきたとき、マンボ(ネコ大)に猫風邪がうつってしまい大変なことになった反省を踏まえて、完治するまでチビは一階に隔離中。扉を閉めると、寂しがって泣き叫ぶのが、またまた...。

 新入りの写真を載せておきます。 
 目薬が軟膏タイプのやつなので、瞼がテカテカ。まるで、何ラウンドか闘ってきたボクサーみたいだ。



Jun 1, 2015

リトル・バスター。

96年にパークタワー・ブルース・フェスティヴァルで来日したこともあるリトル・バスター。

このひとの歌とギターが、本当に素晴らしくて。ディープ・ソウルのギターってこう弾くんだ、って感動したのを思い出しました。

Youtubeに上がっていた、レコーディング風景。すんごい勉強になる。

1~3弦をしゃくり上げるときは、指の腹で。面で当てにいくこと。いんやぁ、シビレますなぁ。


下北の想い出。

 ちょっと前の下北、風知空知でのアンディと二人でのライブの映像。沢山アップして頂きました。ありがとう。ありがとう。

 楽しかったなぁ。
 
 WADA MAMBO+アンドウケンジロウのライブはこんな感じです。
気が向いたら皆さま、いらしてちょうだい。


May 16, 2015

B.B. キング。

B.B. キングが亡くなりました。

ブルースの王様として、当たり前にずっと存在し続けたし、ずっといるものだと思っていたけれど、こんな日がやってくるんだな。

おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。

ブルースの典型的なひとつのカタチを築き上げたひとですが、その録音を遡って聴いてみれば、挑戦と進化をし続けていたことがわかります。


初期の録音は、先輩であったTボーン・ウォーカーを荒々しくしたような、ジャンプ・ブルース・ギターが聴けて好き。


最近、イギリスのACEレーベルから出ていたコンピレーションに収録されて、その魅力を再確認させられたのが、ギターを弾かないで歌ったこの曲。『Sings Spirituals』という企画もののアルバムに収録されていたもので、ひょっとしたらポピュラー・シンガー的な道も模索していた頃なのかな、とか想像したり。なんだか病みつきになってしまい、繰り返し聴いてしまう一曲です。
 
まだまだありますが、知った気になっていないで、皆さんそれぞれで辿ってみると良いと思います。
意外とチャレンジャーだったのです。B.B.は。

May 12, 2015

FUNKY METERS

BSR誌の濱田さんにご紹介頂いて、光栄にもファンキー・ミーターズのビルボード公演でDJをやらせていただいた。幸せな夜でした。

実際のところ、ミーターズはオリジナル・メンバーはアート・ネヴィルとジョージ・ポーターのみで、ジガブーもノセンテリもいない。たとえ、いま4人が揃ったとしても、初期ミーターズのサウンドにはならないだろうってことは、わかっていながら、でもあの音がミーターズなんだよなぁ、と。ずっと思っている。

たとえば、「カセットコンロスの1枚目の音が好きで、あの感じじゃなきゃ」とか、言われたらどうだろう。「そんなことは知ったこっちゃない」のだ。とても有難いことで、嬉しくはあるけれど、知ったこっちゃないのだ。やる側は。とか。
あのサウンドは、もうレコードにしかない。わかっちゃいるけど、あれが好きなんだけどなぁ。てなことは色んな場面で多々ある。

結果、どんなかたちであれ、素晴らしいライヴであれば、受け入れられるし、そうでなければ残念である、というだけのことなんだろう。
それが、ずっと続けるということなのだと思う。

ライヴが始まるまでは、そんなことがアタマを巡っていた。けれど、結果、本当に素晴らしい光景が観れたので、僕は嬉しくなってしまったのだ。

特に、セカンド・ステージの後半にかけて。太く熱く、延々。観るものが高まるまでやり続ける、ウネり続ける。という、バンドの意地みたいなものが、ひしひしと感じられたのが良かった。

もう、あんまりオルガンも弾けないし、なんなら歌詞も思い出せなかったりするアートだけど、そのすぐそばに立ってひたすら支え、リードし続けるジョージ・ポーターがやたら美しい。アール・キングの来日のときのことを思いだした。痛々しいくらいにヨレヨレだったアールのすぐ横にもジョージ・ポーターが忠犬のように寄り添っていた。

アートがステージに立てなくなるまで、ジョージ・ポーターは付き合う覚悟なのだろうな。とか、考えながら、ファンキー・ミーターズのファンク・グルーヴに高められたのでした。

写真は、DJブースからの光景と、マルちゃんが撮ってくれた選曲中のわたくし。


贅沢だや。

元住吉パワーズ2、お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

カセットコンロス featuring チチ松村さん(歌、ギター、バンジョーウクレレ) & 田村玄一さん(スティール・ギター、スティールパン)。一曲飛び入りで田鹿健太さん(パーカッション)。

この上なく豪華で、この上なくユルい夜になりました。

ゴンチチのサポートをしている辻コースケのファインプレーで実現した、本当に夢のような企画。リハーサルも楽屋も本番も、ずっと楽しかったなぁ。幸せでした。ありがとう。ありがとう。

チチさんの歌、そしてストロークのドライヴ感、トーク。あれはもう人間国宝級だし、世界遺産です。みんなで大切にしましょう。
そして、玄さんは、スティール・ギターもスティール・パンも熱量がハンパないのです。 「鉄は熱いうちに打て」じゃなくって「鉄を叩いてたら熱くなってく」っていう。好きだ。
健太さんも、一曲だけ飛び入りしてくれて嬉しかった。

贅沢だや。




 

May 6, 2015

出土品。

勢いついてしまい、机の下のおもちゃ箱を整理。出土したあれやこれや。
これらは、むかしCIAに勤めていたころの仕事道具である。

ダンシャリとは、お寿司のスタイルの一種だと思っている。


途方に暮れている。(ノンフィクション)

この物語は、スピーカーの壊れたエルクと、アンプ部の不調なエーストーン、二台のギターアンプを修理すべく立ち上がった男の一夜の出来事である。



途方に暮れている。

わざわざ、スピーカーグリルを外さなくても、スピーカーのユニットを取り外すことはできたのだ。それに気づいたのは、サビついて非常に回しづらいボルト12本を外し終えたときのこと。

アルミ製の『ACETONE』のロゴプレートも外したが、それに至ってはまるで関係なかったうえに、プレートを留めていた小さな木ネジは行方不明になってしまった。

それでも、このグリルを外さなければできなかったこと。グリルとキャビネットのあいだに溜まっていたホコリを綺麗にしたりしてみる。これまでの時間が無駄ではなかったと思い込みたいのだ。

そうやって、スピーカーの移植を終えた。エルクのアンプは、久しぶりに内蔵スピーカーから良い感じの音を出せるようになった。よかった。

社長はドイツに買付けに行っているが、私がちゃんと朝から店を開けているかどうか、誰かを偵察によこさないとも限らない。もう眠ったほうが良いのだが、エーストーンにグリルと12本のボルトを戻してやらなければならない。

そして、組み終えたはずのエルクのアンプのそばに、はめ込み忘れたと思われるワッシャーがひとつ転がっているのだ。

May 4, 2015

次回、広島は、パスポート持参で。

『カリビアンプレート』お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

今回の企画のきっかけは、カレー屋さん nandi でした。東京から広島に移ったクロヒジさんが、僕とアンディ二人のライブをセッティングしてくれて、そこで観に来てくれたのが、今回企画してくれた、おいくんやポンちゃんたち。
まだ広島に友達の少ないクロヒジさんに仲間ができて良かったなぁ、とか思っていたら、「今度はコンロスで」となって、前回のコンロスnandiライブが実現したのでした。

そこからさらに、「もっと沢山のひとにカセットコンロスを観てもらいたい」と、結束してくれた皆さんによって今回のイベントにたどり着いたのです。愛されている。本当に幸せです。

今回、お客さんにプレゼントするCD-Rの枚数が、僕の手違いで枚数が全然足りてないことが発覚したのは、岡山のタケオくんのうちに着いた頃。急遽スタッフ皆さんにメールを回して、CD-Rを分担して焼いてもたったのですが、「仕事の合間に焼きます」とか、「こっちは70枚いけます」とかって。そんなやりとりをスマホで眺めながら、申し訳なく思いつつ、すてきなチームワークを感じていたのです。

ラジオでコンロスをかけてもらったり、リトルエレファントの皆さんと数年ぶりに再会、セッションできたり。色々な繋がりが、今回のイベントを盛り上げてくれました。
DJ:YU-YA、nakamata、POM、SoundWood。ライブ:1000lise、リトエレ兄さん、全部最高だったや。

主催の、おいくん、おつかれさまでした。気持ちが伝わるイベントは良いですね。本当に。

また会いに行きます。

写真は、イベントで配布されていたパスポート型メンバーズカード。粋であります。


ミステリアスな紙包みで渡された、POMちゃんのセレクションCD。とても良いです。

May 2, 2015

城下公会堂はホールではなかった。

岡山、城下公会堂お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

岡山市内でのライブは随分久しぶりだったけれど、皆さん駆けつけて来てくれて嬉しかった。お店の方にも、「また来てください」と言っていただけて、嬉しかったのです。

むかしから仲良くしてくれている、カリビアンセッションのタケオくんの家に泊めてもらって、語り明かしたのでした。本当に良いヤツなんだよなぁ。また会いに来ますー

沢山、良い思い出のある岡山。また忘れられない1日が追加になりました。

May 1, 2015

米子は幸せな街です。

今回のツアーを組むにあたって、なかなか決めそびれていた日程がこの日でした。結構、日が迫ってきていたので、恐縮しつつ米子のDJ O-JIくんに連絡。2月に行ったばかりだし、ダメもとで。

そんなでしたが、快く引き受けてくれて、会場も再びトリスキールに決まって。心から感謝。その時点ですでに最高だった僕らです。

なにしろ、前回頑張ってくれたDJの二人は酔いつぶれて記憶がない。良い思い出をアップデートしてあげないといけません。

そんな経緯があっての夜。やはり盛り上がりました。素晴らしい音楽バカが集ってくれて。本当に嬉しかったなぁ。

DJ O-JIこと、DJ ネゲーロ。DJ 88こと、DJボロコップ。名前もアップデートしてあげて、僕らからの感謝の気持ちです。DJ陣、すごい良い選曲してました。かっこ良かった。色々、教えてもらいました。

米子は幸せな街です。トリスキールがある。また、ゆっくり来たいね。

Apr 29, 2015

オーティスでオーティス。

名古屋OTIS、お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

サザンソウルやブルース、ファンクなどが満載のヴィンテージなジュークボックスの前で演奏。燃えますね。やはり。ここでライブが出来る喜びを噛み締めておりました。

ライブ後のお愉しみは、やはりジュークボックスで聴くドーナツ盤。OTISで聴くオーティスラッシュの"All Your Love"にシビレまくり。あぁ、カッコイイ!

あとで、オーティスラッシュの誕生日だったことを知って、なんてミラクルだろう。と、またシビレたのでした。

ブルースはロマンチックです。

黄金週間です。

カセットコンロスのツアー、今回は4本。いつものことですが、各地で応援してくださる皆さんのおかげで旅が実現しました。本当に心から感謝。良い演奏でお返ししたい。

4/29は、名古屋 OTIS。
ソロや、アンディと二人では行かせていただいています。名古屋のブラックミュージックの歴史が刻まれた老舗。ここで演奏させてもらえる幸せを噛みしめましょう。ライブが終わったら、またあの古いジュークボックスでソウルを浴びるのが楽しみ。

4/30は、米子 TRISKELE
前回の米子は、本当に楽しい夜でした。DJのお二人はライブ後すっかり廃人になっていましたが、はじめてのお店でのカセットコンロスを強力にサポートしてくれた。嬉しかった。ということで、またお願いしてしまった次第です。記憶を失ってしまったのなら、もう一度やり直せばよいではないか。と、伝えに行きます。

5/1は、岡山 城下公会堂
岡山には沢山良い思い出があります。むかしから仲良くしてくれてるタケオくんとルンバくんと連れ立ってヌートリアを探索したりしたこともあった。震災の翌日も岡山に行く予定だったっけ。コンロスで岡山行くのは久しぶりだ。広島をブッキングしてくれたクロヒジさんがセッティングしてくれました。 楽しみです。

5/2は、広島 Live19
前回の広島は、カレー屋さんnandiでのライブでした。濃くて素晴らしい顔ぶれが集まってくれて、良い出会いが沢山だった。お巡りさんがやってきて、小音ライブになってしまったのが悔しくて、みんなで「リベンジしよう」と口々に。それを実現してくれたのが今回の企画です。ありがとう。ありがとう。

そんなこんな。
『Calypso A Go Go』のCDを袋詰めして、Tシャツ刷って、プレゼントのCD-Rも沢山焼いて、今回はなんだか旅支度が大変でしたが、とても楽しみです。
 
各地、それぞれに思い入れのある土地を巡ります黄金週間です。どうか、お近くのみなさんはぜひぜひに。良いライブやります。カセットコンロスです。

P.S. へーベルハウスのCMがゴールデンウィーク仕様に。クスクスとなりました。

Apr 23, 2015

無修正動画でございます。



例のOLD KRAFTSMAN のギターに、ようやくピックアップをのせてみました。

そうだった。ギターのヴォリューム・ポッドやジャックといった電気回路を入れ込むのは大変なんだった。

入れ込む部品のそれぞれに紐を結わいて、はめ込む穴に導いてやるわけですが、その紐どうしがギターのボディの中で絡まったりして。

漁網が絡まってしまい、浮上できなくなった潜水艦を救助するというドキュメンタリーを、先日テレビで観たばかりだ。そんな感じ。



ボトルシップを組むような、この面倒極まりない作業だけでも、ギター・ビルダーの皆さんを尊敬しちゃうなぁ。

と、そんなムズムズする工程を経て、ようやくアンプに繋いで音を出してみました。

無いよりは、あったほうが良い。

「見覚えあるジャケットだなぁ」っていう方、「コレハナンデスカ??」とおっしゃる方も多いかも知れません。2011年にリリースしたカセットコンロスの暫定最新作です。


長らく品切れ状態でした『Calypso A Go-Go』が、ジャケットを若干変更いたしまして限定枚数ですが入荷しています。カセットコンロスのライブ会場、もしくはピカントのサイトでお買い求めください。

初回盤は見開きジャケットでしたが、今回のジャケットは薄いタイプです。そして、ジャケットが一回り小さくなりました。欧米の方々に「ウサギ小屋」と呼ばれてしまう我々の居住空間。1mmたりとも、貴方の部屋に余計なスペースを割かないで頂きたいとの想いから、薄くて小さいジャケットに生まれ変わりました。

「小さいも何も、いっそ配信にしてしまえば...」などとは言ってはなりません。
これだけは断言できます。
「無いよりは、あったほうが良い。」のです。

というわけで、ゴールデン・ウィークのツアーから持ち歩きますが、初めて訪れる街も多いので、すぐに品薄になるやも知れません。どうぞ、お早めによろしくお願いいたします。

Apr 20, 2015

ふむふむ。

近所の筋金入りの45回転DJ、TETSUさんと話したり、山名さんと話したり、
「インターネットやYoutubeなんてもんは、でかい図書館がウチにやってきたと思えば素晴らしいことだ」
なんて話題になることがあります。

山名さんが、「このレコードは手に入れたから、こいつのブックマークはもういらない。」と、Youtube のリンクを削除されたのは、なんとも格好良かった。

なにごとも、モラルと、敬意と、プライド。なのでありましょう。

レコード・ストア・デイ だったそうで。

レコード屋に勤めていた頃、毎月膨大な量のLPやCDを買って下さるお得意さんに尋ねてみたことがある。「こんなに沢山のレコード、聴く時間あるんですか?」と。

お得意さんは、「レコードを聴く時間があったら、レコード屋に漁りに行くよ」と、答えたのですが。冗談交じりとはいえ、ちょっと衝撃だったのです。

それこそ、一枚のレコードを手に入れると、元をとるべく擦り減るほど繰り返して聴いては、バカみたいに何度も「いいなぁ、いいなぁ」と喜んでいた当時の僕にはショックな言葉だった。

Youtube などで、それこそ膨大な数の音楽に気軽に触れられるようになったけれど、一曲をじっくり大切に聴くことも少なくなったよなぁ、とか、ボーッと考えていたら、そんなやりとりを思い出してしまったです。

こんな時代に、誰かの心に残って、繰り返し聴いてもらえる曲を作れたら、さぞかし幸せだろうと思うのです。 ほんとに。

頑張ろう。

Apr 17, 2015

残骸ギターをサルベージであります。


7~8年前に、謎のアメリカ人から買ったOLD KRAFTSMANの薄いフルアコ。買ってから一か月もしないうちに、なんとネックがモゲてしまったのだった。

ボルトでネックとボディがくっついているタイプのギターなのだが、ボルトがネック側に数ミリしか及んでいないという、なんとも作りのいい加減さに悲しくなってしまい、ピックアップも外して、ペグも別のギターに移植してしまった。引っ越しのタイミングで実家に置きに行ったんだっけかな。すっかり残骸になった姿で放置されておりました。

先日、実家に寄ったときにこのギターを眺めていたら、なんかボロボロでカッコよく見えてきたもんで。いまなら、木工の道具もいくらかあるから、直せるかも、とか思って、持ち帰ってきました。





長い太いボルトを買ってきて、新たにネックをつけ直して、ペグも秋葉原で安いのを見つけておいた。

新たに何か買い足しての改造って感じでもないので、引き出しにあったP-90かゴールドフォイルをのっけてみようかと。

Apr 16, 2015

アキハバラバラ

秋葉原をウロウロしました。

ピカントのアクセサリに使うオーディオのパーツとか、プラグとか、ヴォリューム・ノブとか、探して回って。どこにあってどこにないとか、どこが安いとか、あそこはホコリ被っててやだなぁ、とか。

楽しいですねぇ。いつ来ても、過去と未来が混在しております。何に使うのかわからない部品や、色とりどりな細かいパーツを眺めてはウットリしたのでした。

インターネットで選びはじめると、それが全てな気がしはじめますが、そんなものは実際にはごくごく一部でしかなくて、 街には面白くて、ワケの分からないモノがたくさん溢れております。あたりまえですが。

音楽もしかりですなぁ。レコードだったりライブだったり、予想もしない出会いや、自分も知らない自分のツボを思い知らされる快感は最高です。音楽だけじゃないね、絵も本も、なんでもそうだ。


そんなこんな。今夜は必ず、パーシー・スレッジを聴きやがれ。“When A Man Loves A Woman”は勿論だけれども色々あるから。グッと来たら、明日レコード屋に走るのがよろしい。

そうやって、ひとつずつやっつけてゆくのです。それが豊かな感性を育みます。たぶん。
あとは知らん。



Apr 14, 2015

ケーブル、3メートル。

件の3メートルのケーブル、つづきです。

機材屋の通販サイトを覗いてみると、3メートルで400円という、恐ろしく安いのがあった。
僕がシネマチックサルーンに忘れてきたタイプのケーブルだと3メートルで8000円くらいなので、本当に驚異的な安さだ。

安すぎて不安になってきたので、そのケーブルの評判を検索してみた。

・厳密に言うと音質は劣るが、よほどの耳でなければわからない。

・プラグ部分の耐久性に不安がある。

・ゴムの皮膜がベタベタする。

という感じで…

音質に関しては、先日の新世界のライブの際に、PAのミキさんに「ワダくんのギター、キンキンしてんなぁ」と叱られたばかりだ。少しくらい高い音が出ないくらいでちょうどいいかも知れん。

プラグ部分、そんなものはウチでアクセサリの材料として、売る程ストックしてあるから、壊れたら取っ替えれば良い。

問題は、ベタベタである。ベタベタかぁ…。ちょっとイヤかも。

でも、400円だもんな。思ったよりベタベタしなかったり、嫌いな感じのベタベタじゃない可能性もなくはないし。最悪の場合は、裏庭で物干し用ロープとして使えなくはないだろう。

と、前向きに検討中です。

ケーブルを忘れた。やはり忘れた。

大阪からの帰路、メールが入った。昨夜は和服姿で女将さん風に、それでいていつも通りのシャープな眼光を飛ばしていたナカドウさんから。
「誰かのと違いますか?」と。
僕がギターのケーブルをシネマチックサルーンに忘れたみたい。

「あ、これ忘れるパターンだ。」と思ったのは覚えている。

というのも、楽屋に使わせてもらっているナカドウさんの美容室で、着替えながらトイ森松氏と、たぶん誰かの悪口で盛り上がっていたときのこと。
トイさんが、地べたに放ってあった僕のケーブルをサラッと綺麗に巻いて、横にあった棚に置いてくれたのだ。トイさんが話しながら一連の動作をさりげなくやるものだから、お礼を言うタイミングも逃してしまった。

いつも、忘れものチェックは、床をサッと眺めるだけで、棚の上までは見ないもんな。というところまで思い浮かべて「忘れそうだ」と。
そして、案の定、忘れてきたのだった。

この際なので、「まるで飼い犬のよう」と言われ続けた1.5メートルのケーブルを卒業して、3メートルのにしよう。自由を手に入れよう。半径が倍になれば動ける面積は4倍だ。三次元的に言うなら、自分の身長よりはるかに高い所まで届くではないか。たぶん、マーシャル三段積みの上からジャンプすることも出来るはずだ。

と、すでに、むしろ少しワクワクしながら、ハイエースの後部座席で検索を始めているワダマンボでした。

Apr 13, 2015

鹿と犬とカリプソと

夜走りして、大津の実家に深夜着。
そんな時間、人っ子ひとり見かけないのは毎度のこと。ここ数年は、野生の鹿が夜食をついばむところに出くわすことが多い。が、昨夜はすごかった。山道で二頭、実家周辺で十数頭、鹿だらけだったなぁ。バンビの尻の白いハート柄がたくさん。ヘッドライトの灯りに浮かびあがったのでした。

両親が犬を飼いはじめたというので、会ってきたわけですが、さんざん吠えられまして。寂しくもあり、番犬として立派だぞ、とも思ったり。
小学校の頃から飼っていた白い柴犬に似た、縄文柴犬というレア犬種です。走り回って元気いっぱいでした。

そして、大阪へ。聖地シネマチックサルーンであります。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。毎度、温かい皆さんにお会いできるのが我々の楽しみなのです。観に来てくれていたトイ森松氏にも混ざってもらって、ワイワイガヤガヤ。この夜も大汗かいて頑張りましたです。

新しく導入したギターアンプの調整具合は 、耳馴染んだここで確かめるのが一番。手応えあって嬉しかった。だいぶ見えてきた気がするな。

1stセットと2ndセットの合間に、DJ YASUDA氏がかけてくれたボブ・ブロズマンにジーンとなっておりました。

そして、いつも名残り惜しく、片付けがはかどらないシネマチックサルーンの夜なのです。

Apr 12, 2015

345678 Km

豊橋に向かう道すがら、記念すべき瞬間が訪れました。
コンロス号の走行距離が、345678 Km。
ぼちぼち、トヨタに褒めてもらいたい。


豊橋、虹。お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。急遽にも関わらず、沢山集まってもらえて嬉しかった。

長くお世話になっております、イトーくんはじめ、イエローバード〜カリブギー皆さまに心からの感謝を。

辻くんのパーカッションソロの際、パーカッションの鳴り方がハンパなくカッコ良く、やはりログハウスは野生の建物だなぁ、と感動したのです。

店が忙しくなると機嫌が悪くなる虹のマスターです。

上機嫌なタイミングを見計らって、ローリングストーンズ "Tell Me / Time Is On My Side" のドーナツ盤とコンロスTシャツを物々交換してもらって、マスターも僕も浮かれて幸せでした。



好きだぜ。豊橋。



Apr 11, 2015

機械の身体とは。

人間は自分の身体を自在に操ることさえ難しいのだ。

日々トレーニングを重ねているスポーツ選手ですら、毎度完璧に同じ動作を繰り返すことができないのだから。

筋力だったり、神経だったり、体調だったり、メンタル的なものも影響するだろう。機械のようにはいかないものである。

とか思うのですが。

うちのポンコツなプリンターは、少し厚手の用紙を挿すと、三回に一回くらいは「正しいサイズの記録紙をセットしてください」と、語りかけてくる。

CD-Rを焼いているパソコンも、五回に一回くらい「空のディスクを挿入してください」と。空のディスクなのに。

なんだよ。いらいらさせやがる。機械も大したことないのだ。銀河鉄道999に於いて人々が憧れた、「機械の身体」なんてものも、あまり期待できないのです。

とか。豊橋のライブでプレゼントするセレクトCD-Rをこしらえながら、夜中に悟りを開いたわたくしです。

内容は素晴らしく良いです。カリプソインストてんこ盛り。皆さまのお越しをお待ち致しております。


Apr 7, 2015

クウェラの映画。

こんな映画があるのですね。観たい。とても観たい。
観たいよー。




4/8(水) 新世界。

型からハミ出す楽しさも難しさも、型にハメる楽しさも難しさもあって。

そういう意味で、カセットコンロスと内田コーヘイカルテットは、どちらも僕の大事な活動の場です。楽しい。とても楽しい。

そんなカップリングでお届けします。
ワダマンボ、ずっとステージにおります。

 4/8(水) 新世界。

どうぞ、どうぞ、よろしくお願いいたします。

Apr 6, 2015

WADAS

 ここのところセッションやら、対バンなどで同姓の方々とお会いする機会が続きまして、ここはひとつ和田姓のみのバンドを組みたいと、これはもう思いつき以上のなにものでもない企みがフツフツと。ラモーンズみたいじゃないか。

 そもそもは、バクさんこと、COOL WISE MANの大和田誠さん。このひとは極めてぼくと近い名前でありますから、正確には和田姓ではないけれど、背も高いし大きい和田さんなのでリーダーだろうと。これは、二人で近所のカフェ、レガーレで一緒に演奏したときから決まっています。

 そして、伊勢さんのセッションや、exotico de lagoでお会いした和田けいじくん。ドラムもパーカッションもいけますね。ナイスガイです。なんかいいヤツなので、引き受けてくれそうな気がします。

 先日のKOYOくんの129th street bandで、沖縄以来の再会となったトロンボーンの和田充弘くんも誘いましょう。これまた優しさに溢れたひとなので、付き合ってくれそうだ。

 和田の巣窟といえば、元住吉パワーズ2ですね。ベンくんはベーシストだし、マックスはPAできるし。

 すごい、こうしてラインナップしてみると、みんな感じ良いですね。和田は。

 主には、アー写を一枚撮りたい、というのが当面の目標で、バオバブの5周年イベントで4人も揃っていたにも関わらず、片付けやらなんやらしていたらタイミングを逃してしまったので、また今度。
 年に一回くらい会うだけで良いのですが。もしくは、アー写撮って、その後のミーティングで音楽性の違いに気付いて、円満にまたそれぞれの道へ。というのでも全然良いな。傷つかない自身ある。

 とか。来年くらいに実現しよう。

Mar 31, 2015

メンフィス兄弟。

下北沢メンフィス兄弟でワダマンボ+アンドウケンジロウでした。

このお店の音の響きが、とても好きなのです。本当に気持ち良い。ギターもクラリネットもよく伸びる。歌なんて、生声でじゅうぶんにバーンと出るし、きれいに混ざってくれる。不思議な魔法の空間であります。

そして、マスターのアキラさんの人柄がこれまた最高で。愛も毒もあるひとは信頼できるやね。

またお世話になりたいお店。良い夜だった。

Mar 29, 2015

パワーズ2

元住吉パワーズ2、お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。猛烈に楽しかったや。

タツミアキラセッション、exotico de lago、 そしてカセットコンロス。

この夜のフィクサー、直樹氏曰く、
「根っこは共通するところが多い3バンドなのに、出てくるものは全く違うから面白い」とな。

だよね。枝葉がノビノビ、それぞれにそれぞれな広がりかたで。互いに、「変なヤツらだなぁ」とか、「自分じゃ絶対思いつかないなぁ」とか思いながら刺激をもらったのでした。

人間も音楽も面白いなぁ。

Mar 27, 2015

組長!

山名昇さんがピカントにご来店くださり、楽しい夜でありました。

一曲としっかり向き合えば、それにまつわるドラマチックなあれやこれやがあるのです。

その曲が生まれた背景もそうだけれど、自分がその曲と出逢ったきっかけとか、大事じゃないか。

とか。そういうことを教わりました。ありがたや。

Mar 26, 2015

トイレ

「あんた、あのトイレの歌な。なかなか声出てたな。良かったわ。」

と、NHKを観てくれたらしい母から電話が。

「子供は好きみたいね、ああいうの。」と答えると、

「あんたも小さい頃、ウンチ!とか言うの好きやったわ。そういえば。ホホホ…」とな。

なんか、母が上機嫌で喜ばしいです。

Mar 24, 2015

近々のスケジュールです

【近々のスケジュールです】

■ 3/25 水 WADA MAMBO's Syncopaters @ 渋谷 ROOTS は、ワダマコト(guitar)+南勇介(bass)+菅沼雄太(drums)で。 『DANCE HALL TIME』というイベントに。たっぷりとトレスとギターを弾きまする。

■ 3/28 土 CaSSETTE CON-LOS @ 元住吉 POWERS 2 は、タツミアキラくんのセッションと、exotico de lagoと、大好きなバンドが揃います。これは盛り上がるなぁ。

■ 3/30 月 WADA MAMBO&アンドウケンジロウ @ 下北沢 メンフィス兄弟 は、久々にアンディと二人でたっぷりカリプソ・デュオで。のびのびやらせてもらいます。

あと、NHK Eテレの『かおテレビ』という番組で、トイレのうたを歌っているのが流れているのですが、まだぼくは観れていません。リズム隊は在日ファンクの皆さんで、ちょっぴりゴー・ゴー・ファンク的なアレンジになっていて楽しい曲です。

3/23~26、あさ9時からです。こちらもよろしくお願いいたします。

Mar 18, 2015

ウクレレを買いました。

先日、リサイクル屋で一目ぼれ。ウクレレを買いました。

ウクレレは持ってはいたのですが、だいぶポンコツだったので。今回見つけたのは、そこそこちゃんとしてそうな、古そうな日本製っぽいヤツが、かなり安かったもんで、つい。

ちゃんと、ウクレレらしい曲が弾けると良いなぁ、とか思いつつ、やはり変なウクレレ弾きに心ときめいたりします。

このひと良いなぁ。


Mar 11, 2015

四年が経ちました。

震災から四年が経ちました。

うちのあたりは長い時間停電して、信号も点かなくて、スーパーの棚からモノがなくなって…。

色々、思い出します。

うちのとなりの送電線の鉄塔がグラグラ揺れていたのは、おっかなかったな。

翌朝、カセットコンロスで岡山にツアーに出るところでした。岡山から、「中止にしましょう」という電話をもらったけれど、メンバーとはなかなか連絡がとれないでいました。

電気が復旧して、テレビのニュースで観た映像に目を疑った。

あらゆる価値観が変わってしまった出来事でした。

忘れないように。

Mar 10, 2015

Mar 4, 2015

ドイツからやって来た廃墟マニア

うちの奥さんがドイツに買い付けに行く際、よくお世話になっているステファンが、急遽仕事で日本にやって来たので、川崎〜横浜あたりを案内してあげました。

バウハウスなどのアンティークに詳しくて、廃墟マニア、廃工場マニアでもあるステファン。リサイクルショップやアンティーク屋をいくつか。それと、コンビナート周辺とか、廃工場のある風景など色々。連れて行きたい場所を事前にピックアップしておいて、ホテルまで迎えに行ったのです。

ところが。最初に訪れたリサイクルショップのおもちゃコーナーのミニカーの棚の前で、「ぼくはしばらく時間がかかるから、コーヒーでも飲んできていいよ。」と、いきなり興奮気味じゃないか。

しばらく放っておくことにして、楽器とか食器なんかをひとしきり見て、30分後くらい。おもちゃコーナーに戻ると、ステファンはまだトミカの棚の前だ。「ずっとここに居たい!」って。なんだよ、最高潮じゃないか。

日本の旧車とかマニアックなの探してるんだろうな、と、買い物カゴを覗いて驚きました。チキンラーメンのヒヨコキャラクターのクルマとか、平べったいソーラーカーとか、なんか有り難みなさそうなミニカーばかりをチョイスしてるではないか。しかも、物凄く満足げなのだ。「最高だ!ここはパラダイスだ!」って。わからないけど、ステファンの笑顔は最高だ。

そういえば、さっき駐車場でも、なんてことない最近の日本車の写真をバシャバシャ撮ってたっけ。アンティークディーラーとして、古き良きデザインを眺めすぎて、感性がおかしくなったのだろうか…とか、なんか心配になってきた。

1軒目にして、大幅な時間オーバー。大急ぎで回転ずしで昼飯にして、そのあとは、ステファンが是非行きたいという100円ショップへ。ここでも、「このゾウのジョウロはスーツケースに入るかな?」と、ラッキィ池田が頭に乗せるヤツを片手に、真剣に購入を検討してるし。
スーパーマーケットにも行きたいらしいから、タイムリミットぎりぎりだけど立ち寄って。スルメイカを買いたがるので、ホテルでビール飲むときのツマミかと思いきや、「これは面白いカタチだから食べずに飾るんだ。」とな。わからないけど、ステファン、なんか凄いや。あなたのセンスは。

全然時間が足りなくて、見せたい日本は全く案内できなかったけれども、とても楽しそうだったし、また来たいって言ってくれたから、まぁ良いか。今度はゆっくりたっぷり!

Feb 26, 2015

小西英理+ワダマンボ+森俊也

代官山WGTにて、小西英理+ワダマンボ+森俊也。お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

ランキンさんの乱入、セカンド・セットでは、伊勢さんがヴォーカル、アフリカ帰りのバオバブ・ヨースケ氏も獲れたて、汚れたまんまのアフリカ・レコードを沢山持ってきてDJで参加してくれまして、なんとも豪華な夜でした。まだまだ若手だった43歳のわたくしです。

ヨースケ氏のかけるレコードを聴きながら、皆で話したりしたのも楽しかったなぁ。60~70年代のアフリカの音にキューバのリズムの影響とか、リズム&ブルースへの憧れみたいなのが見え隠れして、「へぇ~」とか。実際に聴きながら、あぁだこうだと語り合うのは良いすね。音楽バカ全開で。

ランキンさんが、「レコードが、音楽が、旅してたんだねぇ」 と。あぁ、ロマンだ。すてきな言葉でありました。








Feb 23, 2015

小西英理+ワダマンボで代官山です。

チャチャマンボ(小西英理+ワダマンボ)なる二人組で、英理ちゃんとご一緒させて頂いています。

2/24は代官山 WEEKEND GARAGE TOKYOにて投げ銭ライブがありますので、皆様ぜひぜひ。天井が高くてよく響く、僕の好きなお店です。生ピアノがあるのもすてきですね。
今回は、ベースに森俊也さんをお迎えしてトリオ編成で。最高に楽しみです。

英理ちゃんと、旦那さんのバクさんとは、奇遇にもご近所でして。そんなご縁で、ここ数年たびたびご一緒させて頂いています。ずっと顔見知りだったし、共演も多かったですが、一緒に演奏するとは思ってもみなかったなぁ。
そんなこんな。ご近所だったのいうのがきっかけではありますが、なにより、英理ちゃんの行動力が諸々を実現させてくれています。
「今度遊びに行く―!セッションしよう!」とか。「ライブ、決めてきたからー」とか。「森さんにベース弾いてもらうことにしたー」とか。モジモジと躊躇しない感じが素晴らしい。

キング・オブ・引っ込み思案なワタクシは、本当に尊敬してしまうのです。

ピカントでリハーサルを重ね、面白い音が出来上がっています。どうぞどうぞ、よろしくお願いいたします。

ご近所さんバンザイ。

動画は、変な楽器を弾く小西英理さん。





Feb 21, 2015

机のまわりを数百周…

チラシの折り込みを頼んだり、頼まれたりする際に、必ずアタマをよぎる思い出があります。

もう、十数年まえ。たぶん、地域のお祭りかなんかだったと思う。会場に到着して、実行委員らしき方に「今度やるライブのチラシを…」とお願いしたところ、「折り込みは、ご自分でお願いしています。あちらのテーブルへ」と、会場の隅に案内されました。

長机が5つくらい並べられ、大きな正方形ができていて、その正方形の各辺には、ぐるりと20種ほどのチラシが並べられています。僕のチラシもその列に加えられました。

実行委員の方が説明している最中に到着したので、よくわからないままチラシ持参者らしき人々の後ろに並んだのですが。

「では、はじめまーす!時計回りでお願いしまーす!」という実行委員の合図とともに、列が動き始めました。そう。チラシ持参者がチラシ全種を一枚ずつピックアップして束を作り、出来上がったものを中央に積んでゆくという、一見平等のようでいて、果てしなく不効率な作業です。

「これって、みんなで机を数百周まわるってことですよね?絶対、他にやりようがありますよね?」

あまり、初対面のひとに話しかけたりしないタイプの僕ですが、さすがに前に並んでいたひとに同意を求めてしまいました。

「ですよね〜。でも、もう始まっちゃいましたからねぇ」と。

なんて不甲斐ない答えだ。このモヤシッ子め。一緒に立ち上がろうぜ、ブラザー…と言えなかった自分もまた不甲斐ないではないか。

結局、イベント開場前にクタクタになってしまったわけです。手首とか変な具合いになってしまって。

それでも、なんかよくわからない達成感みたいなものがあって、結束は深まったような。

あれが、絆ってヤツなのだろうか。

写真は、全くカンケーないのですが、カバンも刷ってみました。

DNAに刻み込まれたエチケット情報。

ネコは、大したしつけなんぞしなくても、トイレのマナーがなっております。用を足し終えたら、便座の蓋を閉める要領で砂をかけ、手を洗う感じで、壁に前足をゴシゴシとこすり付ける。ちゃんとしています。

多頭飼いの場合は、複数のトイレを用意すべき、とも聞きますが、ウチは全然大丈夫。楽ちんです。たまに、二人並んで用を足していたり。

生物学的には、自分の匂いをどうこう、ナワバリがどうこう、という感じに分析されるのでしょうが、ここはひとつ、「猫という生き物は、DNAにエチケット情報が刻み込まれている」と説くのがロマンがあって良いなぁ、と思います。

とか。砂の飛び散ったトイレの周りを掃除しながら考察してみたり。
砂の入れ替えまで、自分たちで出来るように進化することは可能でしょうか。

トイレの現場写真でも良かったのですが、さすがにねこたちのプライバシーも考慮して、穏やかな感じの写真を。


Feb 20, 2015

音楽的ではない、倍音のはなし。

米子のライブにお越し頂いた皆さんには、MCでお伝えしました。ライブ後のサックス吹きにかける、ねぎらいの言葉について。です。

「おつかれさまでした!なんか、倍音いっぱい鳴っていて、音が超太かったっす!」

これで、万事オーケーです。多くのサックス吹きは上機嫌間違いなしです。
はて、倍音?...大丈夫。
意味なんか知らなくったって大丈夫。このひとことで、場合によっては一杯くらい奢ってもらえるかも知れません。

注意したいのは、カセットコンロスの場合。
全部端折って、「アンドウさん、今日も太かったっす!」と声を掛けてしまうと、「今から行って開いている定食屋はあるか?お前も行くか?すぐ、案内しろ。」と、食事の話題になってしまいがちです。


Feb 15, 2015

大阪。

シーナさんが亡くなったというニュースのせいかもしれない。

二日間を反芻しつつ、結局のところ、カリプソだなんだと言う以上に、ライブであり、バンドでありたいんだよなぁ。というようなことを、移動中のクルマの中で考えていたのです。

今夜もガッツリと2ステージ。細かいことはともかく、がむしゃらにやりたいなぁ、と。なんも言わずとも付き合ってくれるのが、僕らの大阪のホーム、cinematik saloon。そして、オーナー安田氏です。

痛快に気持ちよく演奏させていただきました。ありがとう。ありがとう。

帰路の朝焼けちょっと前の景色がきれいでした。

Feb 14, 2015

米子。

静岡から中国道の加西サービスエリアまで辿り着いて、これより先は雪でタイヤ規制があったりしたので、ここで仮眠。一応、チェーンも積んでいるし、起きてから考えよう。

昼くらいに目を覚ましたら快晴で、規制も解除されていて、ヨカッタヨカッタよ。ご機嫌なドライブ再開であります。

順調に到着して、ホテルに早めにチェックインさせてもらって、また寝る。そのまえに、コンビニ。コンロスはコンビニが大好き。ですが、ホテルの近くには見当たらず、やむなく通りがかりにあったスーパー「やよい」の地下食品売り場で手を打つことにしました。が、ここが凄かった。ハンバーグと鯖が入った弁当が190円、ポテトサラダ100円、シュークリーム6個入り80円…。どうなっているのだ、米子は。価格崩壊しています。気分は高まるばかり。なんか余計なものを沢山買い込んでホテルに戻りました。




少し眠ったあと、会場のトリスキールへと向かいます。会場では、お店のジンさんや、今回コンロスを呼んでくれた北川くんはじめ、フリーダムサウンズの方々が丁寧に出迎えてくれました。とても感じが良い。

ライブもお客さん皆さん熱烈歓迎の盛り上がりで、DJでも沢山カリプソかけてくれて。ありがとう。ありがとう。島根から来ていたポルカドットパズルのモリー氏も、しゃべりまくりで盛り上がってたなぁ。全てが最高でした。

これまた再び訪れたい街、お店です。

写真は、撃沈してしまったフリーダムサウンズのお二人。彼らが、楽しかった夜を覚えていてくれることを切に願います。ありがとう。お疲れさま。



ケーキまで用意してくれて、本当に感じ良い奴らだったのですよ。こうなるまでは。




Feb 13, 2015

静岡。

カセットコンロスのプチツアー、各地でお世話になった皆さん、お越しいただいた皆さん、ありがとう。ありがとう。

初日は静岡のフリーキーショー。コンロスでは初めての出演だったけど、オーナーのトシさん、耳も勘も鋭いのだろうな。ゴツい音に仕立ててもらえて嬉しかった。いつもお世話になるピンパーズパラダイスがすぐ近所で、名ドラマー、中村あきらくんがライブをやっていて、行ったり来たり。楽しい再会。マクワウリヒルビリーズのユッコにとてもお世話になりました。感謝。また訪れたいお店です。

静岡といえば、ハンバーグの銘店さわやか。ですが、撤収の都合で間に合わず、さわやかの向かいにあった、かつ屋へ。おろしカツ定食を注文し終えたタイミングで43歳の誕生日を迎えました。ありがとう。ありがとう。

大津の和田実家に泊まって翌朝米子へ、という計画だったけれど、雪が降り始めて実家に向かう山道が凍結していたので、直接中国道で行けるとこまで走ることに。

「パエリアとビーフシチューを沢山作ってあったのに!」と。母からのクレームの電話に平謝りです。すみません。すみません。




Feb 12, 2015

マルちゃん。

 近所のマルちゃんが、バースデープレゼントを持って遊びに来てくれた。マルちゃんこと、井上丸氏は、MODERN RECORDSというウェブショップをやっていて、ちょくちょく遊んでいる友人です。

 そもそもの出会いは、僕がとあるレコードを探していて、インターネットで行きついたのがMODERN RECORDSだったのですが、所在地を調べたら物凄い近所で。「送料が勿体ないので、受け取りに伺っても良いですか?」と、メールしたところ、「近所なので、お届けします。」と言ってくれて、レコードを届けにきてくれたのがはじまり。
なんか軽薄な感じの、いや、優しい目をした人懐っこい男がウチにやってきたのですが。なんと、十数年前に僕がバイトしていたレコード屋によく来てくれていた、MODSイベントでDJやってたひとでした。一度イベントに遊びに行かせてもらったこともあった。そんなこんな。なんだか偶然の再会が嬉しくて、ことあるごとに呼び出しては、遊んでもらっています。

 今日も色々、くだらない話題から、コアな音楽ばなしまで。色々な情報交換したり。教わることも多くて楽しいです。なにより、人柄が素晴らしい。そして、なぜか非常に小鳥を愛している、そんなライフスタイルもまた信用できるのだなぁ。

Feb 8, 2015

う、う、梅津さんっ!

貴重な体験でした。

高校生の頃、レンタルレコード屋で借りてカセットテープに録音したRCサクセションの『Tears Of A Clown』ばかりを聴いていた頃があったのですが、そんな気分を思い出していたのです。

辻コースケに誘ってもらって、元住吉パワーズ2にて、DJと弾き語りとセッションと。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。

佐野篤さん、ナスノミツルさん、梅津和時さんと、大先輩かたがたを前に一人で歌ってキンチョーしましたが、幸せな時間でした。後半2曲は、辻、アンディにも手伝ってもらって。心強いなぁ。感謝。

辻くん+ナスノミツルさん+アンディのインプロも新鮮だった。未知の世界に果敢に挑む感じね。手に汗握り観させてもらいました。楽しかった。

そして、佐野さんと梅津さん。深いし、広いし。一音で空気が変わる瞬間であります。なんだか、自分が米粒に思えて来た夜でした。

良い機会を与えてくれた辻コースケ、直樹氏、パワーズ2に感謝。
精進します。

写真は、最後のセッション。背景と完全に一体化して気配を消したワダマンボです。

Feb 5, 2015

My Intention Is War


最近、こればかり聴いている。アナログ盤でリリースされた戦前カリプソ集『My Intention Is War』。
本当に素晴らしいです。歌モノも、器楽曲も、本当に美しいメロディばかり。

カリプソ初期の名作曲家でピアニストの、ライオネル・ベラスコの曲がいくつか収録されています。ベラスコはカリプソ曲以外にも、ヴェネズエラ的な三拍子の曲を沢山残していて、それらのメロディが尋常じゃなく美しい。
南米的なワルツで多くみられる定型が、Aメロ2回、Bメロ2回、Cメロ2回 という構成。これを2周くらいやって終わりというパターンが多いのですが、各メロディを管楽器とピアノが交互に奏でるだけの、ごくシンプルな仕組み。大層なアレンジもソロまわしもないけれど、 それでも何度も聴きたくなる感じ。すなわち、メロディの強靭さであります。装飾なんて、なんもいらない。

こんなメロディが書けたら幸せだろうなぁ、と噛みしめながら、またレコードに針を落とすのでした。

Bob White という曲。



ビング・クロスビーの歌う "Bob White"という曲、聴いたことあるなぁ、と思っていたら、戦前カリプソニアン、デューク・オブ・アイアンが歌っているものを耳にしていたのだった。

もちろん、デューク・オブ・アイアンがカヴァーしたのですが、こういうポピュラー・ヴォーカルというか、王道の歌モノに関して全く知識の足りない自分を思い知らされまする。 長らく、ブラックミュージックとその周辺、という括りでしか音楽を聴いてこなかったので、このテの歌は、ザッツ・エンターティメントな印象で、どうしても後回しになっていました。ナット・キング・コールにしても、トリオ編成の時代の音は頻繁に聴きますが、ビッグバンドやオーケストラをバックにしたのは、年に一度くらいしか針を落とさないもんな。

マイティ・スパロウの "Under My Skin"もしかり。恐らくはフランク・シナトラの歌ったものを聴いてスパロウが取り上げたのだと推測しますが、そういう、芸能の頂点への憧れ、みたいなものを想像して聴くのもまた楽しいです。

デューク・オブ・アイアンの歌う "Bob White"も、ぜひ探してみてください。超楽しいから。ユーチューブとかになかったら、CDでもレコードでも買って聴くと良いと思います。

Feb 4, 2015

ネコの写真でも。

心乱す画像は決して見ないように。

人間はダメだ。
ネコの写真でも眺めなさい。


慈しみ合うのです。
ネコでもできる。人間にも、きっとできる。


平和。




Feb 1, 2015

最悪の気分の朝だった。

 特攻隊も、自爆テロも、愛するもののため、信念のためである、と描かれれば、美しく尊い行為になってしまう。空爆で失われた命も、処刑と称し惨殺された命も、等しく、罪なく奪われてしまった命であるということも忘れてはならない。

 銃やナイフを手にした、狂っているとしか思えない奴らも、そのきっかけは身近なひとを奪われた怒りなのかも知れないのだ。

 負の感情は利用されます。知らず知らずに。人々の悲しみ、憎しみ、怒りは、復讐へと導かれる。そして繰り返される。気をつけて踏みとどまらないと。

 金や、地位や、名誉の為に。操る人間にとっては、身近じゃない命なんて、恐らくはなんとも思っていないのだから。

 僕らだって、ほんの数週間まえまで、遠い異国のことだと思っていたじゃないか。

Jan 30, 2015

松竹谷清というひと

レスポール持ってもフルアコみたいにハコ鳴りしてる気がするし、メジャー7th弾いてんのに、カントリー・ブルースマンみたいな音なんだもんなぁ。

きよし師匠は常に最高であります。